データサイエンススクール121
データサイエンスにおける予後予測システムの開発と実装:乳癌を題材として
スケジュール
データサイエンスにおける予後予測システムの開発と実装:乳癌を題材として
日時:2025年11月30日(日)
会場:京都アカデミアフォーラム in 丸の内(東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング10階)/ Zoomによるオンライン
時間:14:40 – 16:45
参加費:無料
| 14:40~14:55 | 今回のスクールについて説明 ・ソフトウェア医療機器における臨床意思決定支援ツール 石塚直樹教授(京都大学医学研究科附属医療DX教育研究センター) |
| 14:55~15:40 | 講義「予後予測システムの開発と実装:乳癌を題材として」前半 ・匿名化された臨床情報のデータ、レジストリ・データの利活用 ・統計的予後予測モデルのあてはめ、バリデーションの開発過程 Paul Pharoah教授(Cedars-Sinai病院) |
| 15:45~16:30 | 講義「予後予測システムの開発と実装:乳癌を題材として」後半 ・臨床意思決定をサポートする医療機器としての認証、そして公開・運用 ・ソフトウェアのライフサイクル・予後予測モデルの更新 Paul Pharoah教授(Cedars-Sinai病院) |
| 16:30~16:45 | 質疑応答ならびに総合討論 水澤純基先生(国立がん研究センター研究支援センター) |
概要
イギリス・ケンブリッジ大学は乳癌患者の予後予測モデルPredict Breastを開発し、2009年からwebサイトで医療者と患者の治療法選択の意思決定のツールのソフトウェア医療機器として提供しています。今回のスクールは、予後予測モデルの開発の方法論を開発者から直接学べる貴重な機会です。多くの学生、研究者、プログラム医療機器の開発者の方々の参加をお待ちしております。
受講要件
特に問いません。
ただし、講演は英語になります。同時通訳はありません。
対象は乳癌の予後予測モデルの開発に関心のある京都大学ならびに他大学等の大学生・研究者・開発者を想定しています。
講師略歴
Paul Pharoah
アメリカ、ビバリーヒルズCedars-Sinai病院Computational Biomedicine部門 教授/医師
1983年にケンブリッジ大学を卒業。
その後オックスフォード大学で臨床医学を学び、2000年にケンブリッジ大学でGenetic epidemiologyをテーマに博士号取得。
約10年間ケンブリッジ大学公衆衛生学Centre For Cancer Genetic Epidemiology 教授として活躍し、2022年11月から現職。
自身のMethods and technologiesはPublic health, Statistical analysisと紹介しており、
直近ではAn updated PREDICT breast cancer prognostic model including the benefits and harms of radi otherapy, NPJ Breast Cancer. 2024 Jan 15;10(1):6. など 一連のPredict Breastに関する多数の著作がある。
石塚直樹
京都大学医学系研究科附属医療DX教育研究センター特定教授
水澤純基
国立がん研究センター研究支援センター








