データサイエンススクール102
化学メーカーにおけるデータサイエンスの活用と実装
スケジュール
担当 | 目次 | 時間配分 | |
第1部 |
松原 |
化学業界を取り巻く環境と三洋化成のDXの概要 | 40分 (質疑込み) |
第2部 | 松田 | マテリアルズインフォマティクスの概要と三洋化成での解析事例 | 70分 (質疑込み) |
第3部 | 松原 | 自然言語処理や生成AIの業務活用と三洋化成での取り組み | 70分 (質疑込み) |
セミナー内容
化学メーカーでのデータ駆動型研究開発の実践例
概要
VUCA時代と呼ばれる現代において、激化する競争環境の中で生き残るためには、先進的なデジタル技術の活用による業務の高度化や労働生産性の向上が不可欠であり、化学業界もその例外ではありません。化学メーカーの開発現場では、実験と評価を繰り返しながら最適条件を見つける属人的な開発スタイルが主流でしたが、近年は蓄積データと機械学習等のデータサイエンスを駆使して最適解を短時間で導き出す手法(マテリアルズインフォマティクス)が注目を浴びています。また企業内のあらゆる活動の質とスピードを高めるうえで、ナレッジ、特にテキスト情報の活用が極めて重要となっており、これらの情報やナレッジに高速にアクセスできる基盤の構築や、そこからの有益な知見の抽出や二次利用のために自然言語処理や生成AI等の活用が注目を集めています
本講義の第1部では、イントロダクションとして化学業界を取り巻く環境と三洋化成のDXの概要を説明します。
第2部ではマテリアルズインフォマティクスの概要や全体像を説明したのち、三洋化成での実際の解析事例をご紹介します。
第3部では、自然言語処理や生成AIを業務活用を中心に、三洋化成で取り組みをご紹介します。
受講要件
京都大学および他大学に所属する学生
社会人の方(ただし,三洋化成と同業分野の企業に所属の方はご遠慮願います)
講師情報
松原 佑介
(三洋化成工業(株)デジタル開発本部 業務革新部 DX推進グループ)
松田 佑樹
(三洋化成工業(株)デジタル開発本部 業務革新部 DX推進グループ)