京都大学国際高等教育院附属 データ科学イノベーション教育研究センター

menu

データ科学概観

開講時期 年度 前期 集中
担当教員 国際高等教育院 教授 田村 寛
国際高等教育院 教授 林 和則
国際高等教育院 教授 原 尚幸
国際高等教育院 准教授 FLANAGAN Brendan
国際高等教育院 特定講師 岡本 雅子
医学研究科 特定教授 石塚 直樹
生命科学研究科 特定講師 西川 星也
授業情報 (群) 院共通 (分野(分類)) 情報テクノサイエンス (使用言語) 日本語
(単位数) 2単位 (時間数) 30時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義
(開講年度・開講期) 2025・前期集中 (配当学年) 大学院生 (対象学生) 全学向
(曜時限) 集中未定
(教室) オンライン
授業の概要・目的 データ科学は科学研究の基本の一つであり、本学においても研究科を問わず、多様な分野において活用されている。本科目では、データ科学的手法に関する知識と技術の習得を目的とする。データ科学的手法は扱うデータや分野によって多岐にわたるが、データ科学に関連する知識・技術を広く習得することは、研究の多様性への適応力を育むことにも繋がり重要である。
本科目ではデータ科学を広く概観するため、データ科学イノベーション教育研究センター所属教員を中心に複数の教員がリレー講義と演習を行い、様々な領域におけるデータ科学の現状と可能性について理解を深めることを目標とする。
到達目標

大学院入学までの間に必ずしも十分なデータ科学教育を受けられなかった学生、もしくは学び直しを目指す学生を主たる対象とし、文部科学省が定める数理・データサイエンス・AI教育プログラム リテラシーレベル(MDASH Literacy)レベルの復習から始め、同プログラム応用基礎レベル(MDASH Advanced Literacy)もカバーしたうえで、大学院レベルで求められるデータ科学的手法について学ぶ。
具体的には以下の2つを目標とする。

1. 様々な領域におけるデータ科学的手法の現状と可能性について理解できるようになる。
2. 実習を通じて、Excel・R言語・Python・JMP Pro等を用いてデータ分析に必要な基礎的な処理ができるようになる。

授業計画と内容

5月〜7月の日曜日を中心に集中講義・実習形式で開講する。
なお開講にあたっては、受講生の所属するキャンパスの配置や受講形態にも配慮し、オンライン・オンデマンド型で実施する。
データ科学イノベーション教育研究センター所属教員と出身教員等(ゲストスピーカー)が、以下の内容や関連した手法について合計15回のリレー講義と演習を行う。

1. 導入
2. クロス集計表
3. 区間推定
4. 2群間の平均の差
5. 分散分析
6. 相関
7. 回帰
8. 因果推論
9. まとめ

なお、各教員は、各自の様々な専門領域でのデータ科学実用例などを講義・実習で用いる予定である。

履修要件 特になし

Contact

〒606-8315 京都市左京区吉田近衛町69 近衛館202, 301, 302号室
Tel. 075-753-9691
E-mail : contact@ds.k.kyoto-u.ac.jp