データ科学展望I
開講時期 | 2022年度 後期 集中 |
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担当教員 | 国際高等教育院 教授 田村 寛 |
授業情報 | (群) 院横断 群 (分野(分類)) 統計・情報・データ科学系 (使用言語) 日本語 (単位数) 1単位 (時間数) 15時間 (授業形態) 講義 (開講年度・開講期) 2022・後期集中 (配当学年) 大学院生 (対象学生) 全学向 (曜時限) 集中 水曜5限と土曜日3~4限を予定 (教室) 近衛館202号室 |
授業の概要・目的 | 「日本再興戦略」(2013年閣議決定)で掲げられているデータヘルス計画では、逼迫する医療財政を持続可能な方向に向かせることが国を挙げた目標に据えられている。医療の専門家だけでなく、種々の専門性を持つ国民の英知を結集させてこの課題に取り組むことが求められている。 一方、2018年の経産省レポート「デジタルトランスフォーメーション(DX) レポート~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~」では、日本の経済発展におけるDXの必要性と現状・課題が報告された。しかしながら、2021年に公開された「DX白書2021年」では、日本の組織における硬直的な組織文化やレガシーシステムなどの既存の仕組が足かせとなり、必要な変化への対応が十分でないと報告されている。DXの成果は集積されたデータの二次活用がさらなる発展への糧となり得るという観点からも、今後のさらなる進展への重要性は認識される。 本講義では、DXとその先のデータの二次活用について理解し、重要な領域の一つである「医療におけるデータの現状・課題・解決の方向性」について議論を深めることを目指す。 |
到達目標 | 医療におけるデータがどのように集積され、どのように分析されているのか。その際の課題にはどういうものがあり、解決に向けた方策にはどのようなものがあるのか、を理解し説明できるようになること。 |
授業計画と内容 |
下記7回の講義で、必要に応じて学内外の専門家をゲストスピーカーとして招き、医療にまつわるデータの現状・課題・解決の方向性について学ぶ。 1. 導入、医学・医療におけるデータ また、講義の中では、e-learning教材・オンデマンド型動画を活用した反転学習や統計検定2~3級レベルの課題への取り組み、さらには評価も予定している。 |
履修要件 | 特になし |